令和3年度から令和5年度の3年間の南部箕蚊屋広域連合の介護保険事業の基本方針を定めた『第8期介護保険事業計画』を策定しました。
この計画の実施にあたっては、基本目標を「高齢者ができる限り住み慣れた地域で安心して自分らしく生活できる地域づくり」とし、次の4つの基本方針に沿った施策の推進を図ります。
●地域包括ケアシステムの充実
地域共生社会の実現を目指して、地域の多様な主体の連携や住民相互の支え合い等により、地域の実情に応じた地域包括ケアシステムの充実に取り組みます。
●介護予防と健康づくりの推進
地域で自立した生活を維持するためには普段から健康保持に努めるとともに要支援・要介護状態になることを予防していくことが重要です。
高齢者の社会参加や健康づくりに向けた環境整備を進めるとともに、生活機能の低下が疑われる高齢者の早期把握と、状態に応じた介護予防サービスの提供を行い、介護予防と健康づくりを推進します。
●認知症施策の推進
認知症に対するケア体制を構築するとともに、認知症の人や家族の視点を重視しながら、地域における認知症への理解と啓発を進めるなど、認知症高齢者への支援を図ります。
●個人の尊厳の保持
介護を必要とする高齢者が、尊厳を持って生活でき、その意思が最大限尊重されることが大切です。高齢者が有する能力に応じた日常生活を営めるよう支援します。