平成27年度から平成29年度の3年間の南部箕蚊屋広域連合の介護保険事業の基本方針を定めた『第6期介護保険事業計画』を策定しました。
この計画の実施にあたって、「高齢者ができる限り住み慣れた地域で安心して生活できるよう、地域全体で高齢者を支えていくシステムづくり」を基本目標とし、つぎの4つの基本方針に沿った施策の推進を図ります。
●地域包括ケアシステムの構築
高齢者ができる限り住み慣れた地域で安心して生活できるよう、地域全体で高齢者を支えていく「地域包括ケアシステム」を構築できるよう支援します。
●介護予防、維持・改善の推進
地域で自立した生活を維持するためには予防、状態の維持・改善が重要です。生活機能の低下が疑われる高齢者の早期把握と、状態に応じた介護予防サービスの提供をおこない、介護予防を推進します。
●認知症支援施策の充実
認知症に対するケア体制を構築するとともに、地域における認知症への理解と啓発を進めるなど、認知症高齢者への支援を図ります。
●個人の尊厳の保持
介護を必要とする高齢者が、尊厳を持って生活でき、その意思が最大限尊重されることが大切です。高齢者が有する能力に応じた日常生活を営めるよう支援します。