広域連合では、平成24年度から平成26年度までの3年間を計画期間とする「第5期介護保険事業計画」を策定しました。
この計画は、介護保険施策の方向性や目標を定めたもので、「高齢者が、健康でいきいきと生活し、介護が必要となっても、その人にあったサービスを利用して自分らしく生活できるまち」の実現を目指し、次の4点を基本方針として掲げ、この方針に沿った施策の推進を図ります。
●個人の尊厳の保持
介護を必要とする高齢者が、有する能力に応じた日常生活を営めるよう支援します。
●介護予防の推進
生活機能の低下が疑われる高齢者の早期把握と、状態に応じた介護予防サービスの提供を行い、介護予防を推進します。
●地域包括ケア体制の構築
高齢者ができる限り住み慣れた地域で安心して介護が受けられるよう、地域全体で高齢者を支えていく体制づくりを支援します。
●認知症支援策の充実
認知症に対するケア体制を構築するとともに、地域における認知症への理解と啓発を進めるなど、認知症高齢者への支援を図ります。