真言宗の古刹。奈良時代の天平8年(736)、越後の僧侶智泰澄により開基されたと伝えられています。本尊は十一面観世音菩薩。応永11年(1404)の紀年名のある鰐口が伝わり、室町時代初期の作と推定される仁王像が山門に安置されています。仁王像は岡山県の指定文化財。「夜泣きの鐘」と呼ばれる梵鐘は真庭市指定文化財です。